当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

耳鼻咽喉科の看護師向けの求人に強い転職サイトは、どこですか?

耳鼻咽喉科クリニック 看護師は残業多いのが当たり前でサービス残業もあるんでしょ?

耳鼻咽喉科クリニックは時期によって大変忙しくなり、花粉症や風邪の患者さんが多い時期は次から次へと患者さんが来院しますので連日の残業が当たり前という状況になって来ます。

しかし、残業した際には残業手当はきちんと支払われるの?それともサービス残業で手当ては支払われないの?と疑問に思いますよね。

そこで耳鼻咽喉科クリニックの看護師の残業についてご紹介して行きます。

目次 [目次を隠す]

耳鼻咽喉科クリニック看護師は残業が多いのが当たり前なのか?あるクリニックの1日から見てみましょう。

○耳鼻咽喉科クリニック 診察室(夕)

入職してまだ日が浅い新人ナース新子(23歳)とベテランのお局ナース局子(40歳)の退勤時間直後の会話にて。

新子:「退社時間になりましたのでそろそろお先に失礼しても宜しいでしょうか?」

局子:「え?まだ診察していない患者さんが2人待合室で待っているわよ。次は鼻子さんを呼び入れてね。」

新子:「はい、分かりました。」

局子:「それと、綿棒が少なくなって来ているから作ってくれる?」

新子:「はい、分かりました」

局子:「あ、鼻子さんネブライザーが必要だから介助をお願いね。」

新子:「はい、分かりました」

局子:「次は耳子さんを診察室に呼び入れて、先生から聴力検査の指示が出たらやってね。」

新子:「はい・・・。」

局子:「私はこれから予定があるから先に上がるわよ。」

新子:「はい、お疲れ様でした。」

局子:「じゃあ、お疲れさま♪」

耳鼻咽喉科クリニックは花粉症や風邪が流行する季節はとても忙しく、診察終了時間が過ぎているのにも関わらず、まだ待合室で診察待ちをしている患者さんがいるという事も珍しくありません。

もう勤務終了時間が過ぎているのに先輩看護師や同僚看護師への気遣いから帰れずに自分も残業をする事になってしまいます。

下記では日本看護協会が過去に行った看護師の勤務状態の実態調査を見ながらナースの長時間時間外勤務の問題点などを見て行きたいと思います。

「ナースのかえる・プロジェクト」(日本看護協会)について考えてみました。

交代制勤務者の23人に1人が過労死危険レベルの勤務

日本看護協会は2008年11月~2009年1月にかけて看護師の時間外勤務・夜勤・交代制勤務等緊急実態調査を行いました。

そして2交代、3交代などの交代勤務をしている看護師のうち約43%の約23人に1人が過労死レベルの勤務をしているという事が分かりました。

その調査結果では3交代勤務者は前の勤務と次の勤務までの間隔が6時間以下しか空いていないと答えた看護師が3分の2いました

また2交代勤務者の仮眠時間については18.0%が取れていないことが多い・26.2%が取れない事がたまにあった・11.1%が仮眠時間が設けられていないと答えていました

これらの事から交代制勤務の看護師の中には前の勤務の疲れが十分に取れずに、身体が疲れた状態で次の勤務をこなしている看護師が多いという事が分かりますが、これは深刻な問題ですよね。

20代が疲れている

年齢層別で時間外勤務時間数を見ると一番時間外勤務時間が多かったのは平均で25.9時間の20代でした

慢性疲労兆候を示す疲労自覚の質問項目でも20代では7項目のうち4項目以上を回答した方が37.3%と他の世代よりも多く、20代の看護師は他の世代の看護師よりも疲れているという事が分かりました。

20代の看護師は新人看護師だったりまだ家庭を持たない独身看護師が多いのに対し、30代やそれ以降の年代の看護師は結婚して家庭を持ち、家庭と仕事を両立している看護師が多いと思います。

家庭と仕事を両立させている看護師は夜勤や残業をする事が難しくなるので、その分20代の看護師や独身の看護師に夜勤や残業が多くなり、20代看護師が特に疲労感を強く感じていると考えられます。

家庭を持っていない独身の看護師に特に負担が多くかかっているのかもしれませんね。

「長時間労働」「疲労自覚症状」「医療事故の不安」に強い関連

勤務中の事故に対する不安の調査ではいつも不安を感じていると回答した方が半数弱の53.1%いました。

いつも不安を感じている又はしばしば感じていると回答した方の平均の時間外勤務時間が25時間〜26.3時間という結果もあります。

この事から時間外勤務時間が長くなる程に事故に対する不安が大きくなると言えますよね。

誰でも身体が疲れているとイライラしたり精神面で不安定になって来ますので看護師も疲労感が強い程に仕事に対しての不安が出て来るのではないでしょうか。

未払い残業の実態

未払い残業の実態調査では月平均23.4時間の時間外勤務のうち8.3時間のみしか時間外勤務手当は支払われていないことが分かりました。

回答者の8割以上が勤務時間よりも早めに勤務を開始する前残業を行っているものの97.8%はこれを時間外として申告せず、看護管理者の半数以上の68.2%が前残業を時間外勤務として扱わない、11.5%のみ扱っていると回答しています

そして4人に3人が勤務時間外の院内研修に参加していますが93%はこれを時間外勤務として申告せず、看護管理者の61.1%が院内研修は時間外勤務として扱わない、29.8%が一部扱わない、6.9%のみが全てを扱っていると回答しています

更に、3人に2人が持ち帰り仕事をしていても98.5%が時間外勤務手当として申告せず看護管理者の93.6%が持ち帰り残業を時間外勤務として扱わないと答えています

これらの事から時間外勤務に対する手当が出る職場は、半数以下の僅かの職場しかないと言えます。

中間管理職も疲れている

病棟師長などの中間管理者は平均28.2時間の時間外勤務をしていますが、申請した時間はわずか8.0時間でした。

中間管理者の半数以上の81.9%はスタッフの勤務表作成や研修の準備等の業務を持ち帰ったり、休日出勤をしてこなす事があります。

しかし、中間管理者の61.5%が申請に応じて支給される、27.1%が支給されない、11.0%が一定時間相当分のみ支給されると回答しています

この事から中間管理者の半数以上は時間外勤務手当が支給されても、一部の中間管理者は時間外勤務手当を支給されずにサービス残業をしていると言う事が分かります。

中間管理者は一般のスタッフよりも勤務時間が長い上に仕事量も多いのでとても大変な役職です。

しかし、時間外勤務手当が支給されないとなると中間管理者の方も「何の為に中間管理職に就いているのか?」と疲れてしまうでしょうね。

看護管理者の悩み

職員の労働管理時間の調査では5.7%の看護管理者が非常に問題がある、43.0%がやや問題があると約半数近くが問題があると回答しています

その原因には職員の定数を増やせない欠員が充足されない長年の慣例・習慣などが挙げられました。

このような中でも看護部門の72.9%は業務を精査し無駄を省く53.7%は有給休暇の計画的取得を勧めている夜勤人数・体制の見直しを行っている41.6%は中間管理者に対する啓発・指導の徹底に努めているという努力をしています。

しかし、長時間の時間外勤務の問題がなかなか解消されない現状には病院の財政問題も関わっているのかもしれませんね。

耳鼻咽喉科クリニック看護師はどうして、残業が多いのが当たり前なのでしょうか?

仕事が終わっても先輩看護師や同僚看護師に気を遣って先に帰る事ができない

就業時間が過ぎても先輩看護師や同僚看護師が、不足している必要物品の補充、綿棒作り等の雑用を勤務時間内に出来なかった為に勤務時間外にやっている事もあります。

その時に就業時間が終わっているので帰りたいと思っても先輩看護師や同僚看護師への気遣いから何も言えずに、自分も残って残業をしなければいけない状態となってしまう事があります。

職場の雰囲気がバタバタしていて帰れる雰囲気ではない

耳鼻咽喉科クリニックは花粉症や風邪が流行する時期は沢山の患者さんが来院しますので就業時間が過ぎてもまだ待合室で診察待ちをしている患者さんもいます。

そして診察室の中も医師や他のスタッフがバタバタと慌ただしく動いているので「お先に失礼します。」と言えない雰囲気の為に自分も残業をするという事になります。

勤務時間終了間近に患者さんが来院する

クリニックや病院の外来は患者さんの診察時間を例えば朝9時~午後5時までなどと時間設定を行っています。

しかし、患者さんの中には仕事の都合で遅くなったり、昼間に症状を我慢していたら午後から悪化した等の理由から診察終了間近の時間に来院する患者さんもいます。

その結果で患者さんの診察終了時間が遅くなり残業をしなければいけないという事もあります。

パート勤務の看護師が多い

クリニックに勤務する看護師は家庭と仕事を両立させたいという理由からパート勤務の看護師も多いです。

パート勤務の看護師は時給制で勤務をしているので特に勤務時間外手当が支給されない職場の場合はパート看護師は定時で帰ってしまう方が多いのではないでしょうか。

その結果、正職員の看護師が夜勤をしなければいけない事になります。

看護師の人員が不足している

クリニックも職員の人数がそのクリニックの財政状況で左右されます。

その為に財政の事情から人件費削減を行っており看護師を数人しか雇っていないというクリニックもあるでしょう。

そのような職場で勤務する場合は残業をする看護師が他にいませんので自分が残って残業をしなければいけないという事になります。

耳鼻咽喉科クリニック看護師はどうやったら、残業が多いのが当たり前ではなくなるでしょうか?

勤務時間外に雑用をしなくても良い様にする!

必要物品の補充や綿棒作り等の雑用は勤務時間外に残業をしてでも絶対にその日に終わらせなければいけないという事はないと思います。

ですので、雑用での残業を増やさない為には翌日の勤務時間内の空き時間内に行うとか、その日の勤務時間内の空き時間に行えば雑用での残業をしなくても済むのではないでしょうか。

残業を交代制にする

クリニックの忙しい時期に就業時間が過ぎても待合室に沢山の患者さんが診察待ちをしている場合に看護師全員が定時で帰ってしまうと医師は大変困ってしまいますよね。

そうとは言え特に時間外手当が支給されない職場だと残業がとても苦痛になってしまいます。

ですので、ローテーションを決めて今日は自分は残業をしたら明日は定時で帰るなどその日に残業をする看護師を事前に決めておけば、その日は残業がないと言う看護師は例え診察室の中の雰囲気がバタバタしていても「お先に失礼します。」と言い、定時で帰りやすくなりますよね。

もしくは周りの看護師が「もう時間だから上がって良いわよ。」と言ってくれるかもしれません。

しかし、クリニックの看護師の勤務表は看護師だけで調節する事は出来ないと思いますので、まずは経営者や事務長さんに相談をして対策が取られない場合は転職するのが良いかと思います。

患者さんには勤務時間終了間際の来院を避けて貰う

病院外来の医師またはクリニックの医師の中には勤務時間終了間際に来院した患者さんに対して、勤務時間終了間際に来院するのではなく、昼間のもう少し早い時間帯に来院する様に伝えてくれる医師もいます。

しかし、そうでない場合は看護師から患者さんに出来るだけ診察時間内の早い時間に来院して貰うように伝えるのも良いでしょう。

パート勤務の看護師にも残業をして貰う

パート勤務の看護師が多いクリニックでもパート勤務の看護師にも残業をして貰う事が出来れば正職員の看護師の残業が多少は減ります。

しかし、それにはパート看護師にも勤務時間外手当を支給するなどの対策が必要であり看護師は何も出来ません。

ですので、病院またはクリニック側が何も対策を取らない場合は転職するしか方法はないでしょう。

残業が出来る看護師の人員を増やす

看護師の不足により残業が多くなっている場合は残業が出来る看護師を増やして貰うしか方法はありません。

しかし、職員の人数調節は病院やクリニックの院長や人事担当が行っており看護師は何も出来ませんので病院やクリニック側で残業が出来る看護職員を増やす気配が見られない場合は転職するしか方法はありませんよね。

いかがでしたでしょうか?

看護師も身体が疲れている状態で勤務をしていると医療ミスを起こしやすくなり、医療ミスが起こってしまったら患者さんにも大変危険です。

だからこそ、過度の残業や夜勤は避けるべきだと思います。

中には看護師の過度の残業や夜勤を避けるためにきちんと対策をしている病院やクリニックがありますが、対策も取らずにサービス残業をさせるというブラックな職場もあります。

しかし、自分だけでブラックではない病院を見極める事は難しい事ですよね。

そこでその様なブラックな職場への転職を避けるためには転職サイトを利用する事をおすすめします。

転職サイトのコンサルタントの方は病院やクリニックに精通していますのでどの病院やクリニックがブラックであるか?担当のコンサルタントの方が見極めてくれて、あなたが楽しく働ける転職先を紹介してくれますよ。

耳鼻咽喉科の看護師向けの求人に強い転職サイトは、どこですか?

執筆者情報

株式会社ドリームウェイがんセンターの看護師に、私はなる!編集部

がんセンターの看護師に、私はなる!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


転職サイトランキングを見る